子供のころはこの花を集めて青インクと言っておままごとをしていたような気がします。
うすいし ちっちゃいし 結構な作業だったでしょうが
子供のころって今思うとうんざりするような事が不思議で楽しくて仕方なかったんですね。
そういえば 七夕の短冊に書く墨をするのにサトイモのおっきい葉っぱにたまったつゆを集めて磨ると字が上手になるといわれてて当日は朝早く芋畑に硯を持って行っていた記憶があります。
旧暦の七夕のころになると曾祖母が庭の棕櫚の葉っぱをさいてひもを作ってくれ
敷地の竹林から8メータ位?の竹をじいちゃんが切ってきてくれて
縁側にそって斜めに横たわらせた笹の枝に願い事を書いた短冊をびっしりとさげ庭の一角にドンと立てていました。昔は行事が家族のイベントで何事も前々から準備をし大切に、守っていくべき事を代々教えてくれていたようです。自分自身もそうですが日々が慌ただしく過ぎ、何でも簡略化してしまって古き良き日本のしきたりがどんどん無くなっていっているのもなんだか悲しい気もします。
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